12月9日 月曜日 晴

朝食 7時20分
191209-0720

雑穀入り雑炊
キュウリ、タマネギ、ツナのマヨサラダ
辛子明太子

朝食用のパンを切らしていたので、冷凍ご飯を解凍して雑炊にしました。

空は快晴、東の窓からお日様が差し込んでインデアンサマーです。
11時ごろまでソファーに寝そべって、図書館で借りた浅井和昭緒「酔芙蓉」を読了しました。

 初め、老人ホームに入居している母を娘が訪ねていくという書き出しだったので、まだ若い著者かと思ったのです。

ストーリーは、実家の父親に認知症が出始めて、どうしようかと悩む彼女に対し、夫は無関心。
実家の両親も娘に心配をかけまいと、自宅を売って宇奈月の環境の良い老人ホームを選択する。
すると夫が、家を売るなら同居したのにという言葉から、互いの心の亀裂が分り離婚。彼女は友達の紹介で眼鏡フレームの会社のデザイナーとして働きだす。
偶然出会った男性に心惹かれ、風の盆を舞台にして恋が育っていく。
実家の父は亡くなり一人になった母。
夫となる人の家族との関わりの中で、労り思いやれる人間関係ができ、夫は妹に家業を譲り、古美術商として歩き始め、老人ホームの母も同居することになる。
191209-1000

私の雑な説明では、都合よく行き過ぎの話に思われそうですね。

読みながら宮本輝著 「森の中の海」を彷彿させられました。
物質主義に流されず精神を大事にしたい 、今はそれが消え去ろうとしている時代ですから・・


後書きの一部抜粋です
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精神主義から物質主義へ、価値観を変えてしまった結果、
限りなく芽生える物欲に追われて、痩せた心が、
不毛な社会を作ってしまいました。

〜略〜

せめて、フィクションの世界で、古き良き時代の繋がりを、と思い立ち、
感性と、思い遣る心の物語を書いてみました。

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 美しい日本語で書かれているなあと思いました。
著者紹介で1941年生まれとのこと・・・やはりねえと思いました。


昼食 12時
 191209-1200

雑穀入りご飯
ブリと豆腐野菜のスープ
芽数の酢の物
漬物 

お天気も良し、体力を付けねばと近くの金毘羅宮まで散歩を兼ね行ってきました。
明日が白内障の手術だからといって神頼みをする気はありません。

お気に入りの神社に行こうか、金毘羅宮にしようかと歩いながら迷い、煙と何やらは高い所に登りたがるということで高い方にしたのです。
この小さい山の頂上が金毘羅宮になっています。
191209-1400

程よく汗をかいて気分は爽快でしたが・脚が弱っている事を実感しました。

19時20分 夕食
191209-1920

雑穀入りご飯
大根、にんじん、エリンギ、アゲのオデン風
カボチャとウインナーの煮物
ほうれん草のお浸しと赤柴漬け
ゴマメ

スポジムの風呂に行って来て早めに寝ました。
これで当分お風呂に入ることはできないと思います。